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ダイクロキシン−Z
安定化二酸化塩素 |
亜塩素酸ソーダ |
次亜塩素酸ソーダ |
主たる成分 |
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NaClO2 |
NaClO |
毒性 |
一般論 |
殆ど無毒性高濃度で長時間曝されると皮膚や呼吸器官が刺激されることがある |
粉塵は皮膚や粘膜を刺激し、5〜6グラム飲み込むと生命が危険となる |
長時間皮膚に接触することで刺激作用を引き起こし、皮膚炎、湿疹、角膜炎になりやすい |
発がん性 |
一般論 |
米国国立労働安全衛生研究所、米国労働安全局、米国国家毒性プログラムや国際ガン研究機関においても発がん性のリストには入っていない |
国際ガン研究機関では、発がん性評価を「発ガン性について分類できない」としている |
国際ガン研究機関では、発がん性評価を「発ガン性について分類できない」としている |
染色体異常試験 |
0.25mg/ml(−) |
(+) |
(+) |
環境への影響 |
魚毒性 |
ヒメダカ(24h.):12,500ppm |
知見なし |
小エビ: 52mg/L |
分解性 |
主成分から発生する塩素ガスは10%以上の濃度になると爆発性があり、また乾燥させると可燃性のある亜塩素酸ソーダを発生する |
酸化力が強く、濃縮されると可燃性となりまた有機物に作用すると爆発する |
他の化合物と混合すると火炎や爆発の危険性あり、また酸と反応すると有毒な塩素ガスを発生する |
殺菌試験 |
緑膿菌 |
48ppmに減少 |
1300ppm |
820ppm |
黄色ブドウ球菌 |
93ppmに減少 |
300ppm |
820ppm |
特性 |
塩素化副産物からクロロホルム、クロロフェノールあるいはトリハロメタンなど有毒物質を生成しない |
安全性に問題があるため取扱い及び在庫管理が難しく、腐食性や爆発性の危険性もある |
安全性に問題があるため在庫管理が難しく、また金属腐蝕の問題がある |